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エレコム株式会社熱海俱楽部

日本料理
The 仕事人 of the Year

店で使っている静岡食材

金目鯛(下田市・東伊豆町)、イシダイ(伊東市)、菜花(静岡県)、桜(松崎町)、蕨(伊豆市)、ワサビ(伊豆市)

静岡県の食材を使った

店舗情報

エレコム株式会社熱海俱楽部

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この店の「ふじのくに食の都づくり仕事人」

The 仕事人 of the Year

岸本 隆志

静岡県下田市出身。高校卒業後、伊東市内のホテルで料理人としてのキャリアをスタート、26歳の時、横浜の料亭で料理長に抜擢される。その後、東京都内をはじめ日本各地の料亭やホテルで研鑽を重ねる。現在はエレコム株式会社の迎賓施設で料理長として腕を振るう。地元の食材を活かした料理の提供に力を入れる一方、大手ガス会社のショールームで料理講習を行うなど、食文化の普及にも貢献。出張料理サービスもでは特別な場にふさわしい日本料理を提供している。伝統的な「庖丁式」の技術継承にも情熱を注ぎ、後進の育成とともに、日本料理の文化的価値を広める活動に尽力している。

仕事人インタビュー

「料理の原点は、幼い頃に父の仕事を見て育ったこと」と語る岸本さん。東京、群馬、愛知、岐阜、福島、新潟などの各地で経験を積む中、静岡の食材の豊かさに改めて魅了され、地元に戻ることを決意した。「料理を通じて食材の魅力を引き出し、お客様に驚きと感動を提供することが喜び」と語る。食文化の継承にも意欲的で、料理教室や講習会を開催し、一般の人たちに日本料理の奥深さを伝える。特に、日本料理の伝統的な技法である「庖丁式」に深く関わり、四條眞流の門下として技を磨く。庖丁式とは、庖丁と箸だけで食材をさばく儀式で、食材に手を触れない技術と精神は1200年以上の歴史を持つ。岸本さんは神社仏閣や各種式典で庖丁式を披露し、伝統の技を広めている。「庖丁式を通じて、日本料理の精神や技術の奥深さを後世に伝えていきたい」と語る岸本さんは、日本の食文化を未来へと繋げることを自らの使命と感じている。

タケノコ山椒焼き、地甘鯛酒匂、野蒜けしの実揚げなどが一堂に会す「焼物」。

彩りを添えるのは伊豆のサクラの花をドライにしたもの。

春巻くと名付けられた「先付」は、筍桂、ウニ、菜花青煮、鍵蕨、うるい、桜葉を桜香あんでまとめたもの。

春の香りが心地よい、見た目にも美しい一品。

庖丁式の流派には様々なものがあるが、

四條眞流は特に技の美しさと格式の高さで知られ、

全国でも数少ない伝承者だけがその技を受け継ぐことが許される。

 

※The 仕事人 of the year 2024受賞者のインタビュー記事(2024年度取材)

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