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受賞情報

平成30年度ふじのくに食の都づくり貢献賞受賞企業「生活協同組合パルシステム静岡」

公開日:2019.10.29

県内の生産者の生産背景や魅力などの情報を発信


食材宅配を行っている「パルシステム静岡」では、地産地消や循環型社会創造に貢献する地元生産者・団体の商品を積極的に取り扱っている。もともとパルシステムは、東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・山梨・群馬・福島・静岡・新潟で展開している生協で、商品カタログは共通のものを使用している。全会員に提供するには供給量が足りないが、約1万5000人の静岡県内の会員向けであれば供給可能な生産者を、独自のカタログで紹介し、配信している。また、「パルシステム静岡」が探した生産者の中から、全会員に供給可能な生産量を持つ商品に関しては共通カタログへの掲載を紹介。生産者の生産背景や環境などのストーリーを本部へ伝えることで、県内外の会員に県産食材の魅力を情報発信できるよう広報活動に寄与している。なお、会員と生産者の交流の場も年に数回設けている。掛川の茶摘み体験、富士宮の畑で農作業とピザを作る交流会、伊豆の卵や牛乳を使った学習会とクッキングイベントの開催、菊川の野菜収穫イベントなどを実施している。

<問い合わせ先>生活協同組合 パルシステム静岡 富士センター
[住所] 富士市大淵2297-7
[電話番号] 0120-868-014
[URL] https://palsystem-shizuoka.jp/


会員と生産者の交流の様子。他にも、配送員が各家庭へ直接商品をお届けするため、配送員にも生産者の情報を伝え、お客様に県産食材の魅力を普及できるよう勉強会を開催している。

独自商品スタッフの内田課長(左)と加藤さん(右)。カツオの残渣(ざんさ)を肥料にして枝豆を作る若手生産者の情報を、本部へ紹介したことも。

内田課長や加藤さんは、県内の生産者の元を直接訪ね、商品生産・開発にまつわるストーリーを毎週発行のカタログ『shizuマルシェ』に掲載している。