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受賞情報

令和元年度ふじのくに食の都づくり仕事人貢献賞受賞企業「花城ミートサプライ」

公開日:2021.03.20

食肉卸業の「花城ミートサプライ」は、先代社長の時代から静岡県内の畜産農家と直接対話し、協力し合うことで、地元で仕入れた肉を地元の消費者に届ける畜産業の活性化に取り組んできた。中でも「良質で、和牛よりも手軽に購入できる静岡ブランドの牛肉」を目的に開発された静岡ブランド牛「するが牛」の販売促進を通して同ブランドの認知向上に努めている。安心・安全・おいしさにこだわる畜産農家によって、藁科・水見色川流域の緑豊かな山里に育ち、厳選された飼料による独自の肥育管理方法で育てられている「するが牛」。花城ミートサプライは約15年前の「するが牛」ブランド発足当時から、畜産農家とJA静岡と共に、品質と知名度の向上に取り組む。食肉加工卸業者の立場から市場の動きや、消費者のニーズを畜産農家に伝え、時にはアドバイスも。静岡の特産品として、「するが牛」の生産農家を支え、より一層のブランド力向上と、安定した供給を図っていく。

<問い合わせ先>株式会社 花城ミートサプライ
〔住所〕静岡市葵区岳美7番32号
〔電話番号〕054-245-8746
〔URL〕https://hanashiromeat.co.jp/

牛も豚も基本は1頭買い。生産農家の思いを受け止め、自社工場で丁寧に処理。工場では外気に触れる時間を極限まで短縮、また数々のチェック項目を設けて品質管理し、肉の鮮度を生かしている。

写真は静岡県産牛ヒレステーキ(600g)のギフト商品。近年、消費者との直接の対話が増え、地元・静岡の肉への好意的な評判を実感。ウェブショップや直営店の充実などにも意欲を燃やす。

貢献賞受賞時の花城専務(左)と花城社長(右)。「地産地消」という言葉がない頃から、仕入れ先の農家も販売先の消費者も、接する相手は地元の静岡人。受賞を契機にさらに結びつきを深めていく。