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イベントレポート

【開催報告】食の都の授業(浜松地区)/「食の都の授業」の効果!!

公開日:2018.03.20

県産食材の魅力や味に関する知識、料理の楽しさを伝える「食の都の授業」を受講した児童165人及びその保護者141人を対象に、講座実施1ヶ月後の変化を調査するために、アンケートをとりました。授業を通して、児童の「食」に対する意識が高まったこと、保護者が家庭の「食」を見直す動機づけとなったことがわかりました。(静岡県西部農林事務所 地域振興課調査)

<結果の概要>

(1) [児童]授業について家庭で話したか
授業について家庭で話した児童は90.9%と非常に高かった。
家庭での食育に関する会話のきっかけとなったことが伺える

 (2) [児童]受講して良かった点(複数回答)
「味の五味を学んだ」が91.5%、「五感を使って食べる楽しさを学んだ」が77.6%と高かった。



 (3) [保護者]子どもから講座について聞いたこと(複数回答)
保護者が子どもから講座について聞いたことは、「味の五味を学んだ」が71.6%と最も高かった。
一方、保護者が子どもから話を聞いて変えたことについては、「農産物の産地(地元産)を気にするようになった」が65.2%と高かった(表1)。



表1 子どもから話を聞いて、変えたことはあるか(複数回答)

農産物の産地(地元産)を気にするようになった 65.2%
ダシを昆布や鰹節を使ってとるようになった 26.2%
無し 14.1%

 

(4) 授業後の変化(複数回答)

授業後変わったことについて、児童では「食事の挨拶をする」73.9%、「好きな食べ物が増えた、野菜を以前より食べるようになった」55.2%、「家庭の手伝い(料理等)をするようになった」52.7%が高かった。保護者から見て子どもが変わったところは、「家庭の手伝い(料理等)をするようになった」54.6%、「食事の挨拶をする」48.9%が高かった。講座を受講したことで、家庭での生活にも良い影響が現れたことが示唆される。

 

 

(5) 今後の講座について
「また講座を受けたい」と回答した児童は96.4%と非常に高かった。
保護者についても、「親子で受講したい」が53.9%、「子どもに受講させたい」が45.4%であり、保護者の99.3%が講座に前向きであった。
また、今後希望する講座について、「料理人と一緒に調理実習」「親子向け食育講座」「地元農産物や食文化を学ぶ講座」等の要望が多数みられた。

 

[児童]また講座を受けたいか

 


 

[保護者]講座について