静岡の食文化を知る
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静岡県のしらす
公開日:2024.01.31
水産物
春
夏
秋
『しらす』は、生まれて1、2ヵ月程度のカタクチイワシやマイワシの子どもで、大きさが2センチメートル程度までのものをいいます。
静岡県では、漁場となる遠州灘から駿河湾沿岸にかけて多くの河川が流れ込み、しらすを育てるプランクトンが豊富で、全国で一、二を争う漁獲量です。
船曳網漁により3月末から1月中旬まで漁獲されています。
しらす漁は、二隻の船が息を合わせて網をひく『二艘曳き(にそうびき)』が主流で、春から秋にかけて行われており、水揚げされたしらすは、産地ならではの新鮮とりたてを味わえる『生しらす』をはじめ、釜あげ、しらす干しなどにして食べられています。
しらすは、鮮度のいいものは「生しらす」で食すことができるほか、釜茹でにされた「釜揚げしらす」、それを干した「しらす干し」、「ちりめん」、生しらすを板のり状に薄く延ばして干した「たたみいわし」などの加工品が有名です。
【店舗情報】
清水漁業協同組合用宗支所直売所
https://www.pref.shizuoka.jp/sangyoshigoto/suisan/suisangyo/uocching/1003392/1043930/1028033.html
静岡市駿河区用宗2-18-1
TEL:054-256-6077
【お問合せ先】
清水漁業協同組合用宗支所
TEL:054-259-2111
〇生しらす丼の作り方
〇材料
生しらす、わけぎ(ネギ)、きざみ海苔、わさび
〇食べ方
ご飯の上に、刻み海苔をちらし、その上に生のしらすをのせます。
ワサビ醤油で食すとより美味しくいただけます。
#静岡市