レストラン

菊川市 手打ち蕎麦と天ぷら だいだい

日本料理
ふじのくに食の都づくり仕事人

静岡県の食材を使った 人気メニュー

手打ち蕎麦と天ぷらコース、ランチセット<月>(前菜、天ぷら、蕎麦、甘味)、牡蠣そば(冷・温)

店で使っている静岡食材

牡蠣(浜松市)、青のり(浜松市)、太刀魚(浜松市)、新玉ねぎ(浜松市)、アマダイ(磐田市)、れんこん(掛川市)、空豆(菊川市)、じゃがいも(富士宮市)、しいたけ(伊豆の国市)

静岡県の食材を使った

店舗情報

手打ち蕎麦と天ぷら だいだい

住所 静岡県菊川市柳1丁目55
TEL 0537-36-0908
WEB https://www.instagram.com/osobadaidai/

この店の「ふじのくに食の都づくり仕事人」

和田 大輔

菊川市生まれ菊川市育ち。20代の頃に趣味で手打ち蕎麦を始め、その奥深さに魅了される。沢木耕太郎の『深夜特急』に影響を受け、バックパッカーとして海外を旅し、多様な食文化に触れる。帰国後、本格的に蕎麦の道を目指し「日本橋 蕎ノ字」に弟子入り。1年間の修行を経て、母親が経営していた店舗をリノベーションし、屋号を「だいだい」と名付けて開業。店名には、「代々、続く店に」という願いが込められている。関東風のキリッとした醤油の風味が際立つそばつゆと、のど越しのよい細打ち蕎麦が特徴。天ぷらには静岡県産の野菜や魚介を使用し、素材のうま味と食感を最大限に引き出す工夫が光る。「ふじのくにの旬を食べつくす会」「菊川ガストロノミーツーリズム」などの活動にも参加し、地域の食文化への探求も尽きない。

仕事人インタビュー

住宅街の一角に佇む「だいだい」は、蕎麦とともに、地元食材を活かした天ぷらが評判。春にはフキノトウやアスパラ、夏はトウモロコシや空豆、秋のしいたけ、松茸、冬なら太刀魚やアマダイなど、旬の食材がテーブルを彩る。「普段口にする食材が、天ぷらという調理法でこんなにも美味しくなることを伝えたい」と話す和田さん。添え物のイメージが強いブロッコリーは、揚げることでシャリッとした食感と甘みが際立ち、主役へと一変。ジャガイモは1年ほど熟成させ、甘みを最大限に引き出してから使用している。油はカリッと揚がるコーン油と、香ばしさとコクを生むゴマ油を7:3でブレンド。温度管理にもこだわり、さつまいもは高温で衣を固めた後、低温でじっくり2時間かけて揚げる。また、鴨油で炒めたネギをのせた「ネギ蕎麦」、浜名湖産の青のりを使った「花巻蕎麦」、有東木のわさびなど、静岡の恵みが蕎麦の中に詰まっている。開店から16年、「まだまだ道半ば」と笑う。「生涯現役でいたいですね。お客様とゆっくり会話をしながら、食の奥深さを伝えていけたら」と続ける。蕎麦と天ぷらを通じて、静岡の味を届ける挑戦はこれからも続いていく。

 

 

肉厚で濃厚な浜名湖の牡蠣と、ほろ苦く春の香りを感じる掛川産フキノトウの天ぷら。

 

 

サクサクッとした駿河湾のサクラエビの天ぷらを、かけそばと一緒に。

そばは川根本町のそば粉と他県のそば粉をブレンドしている。

 

店主のお母さまが手作りした飾り雛が並ぶ店内。

木のぬくもりを感じながら、滋味あふれる一品を堪能。

 

※令和6年度ふじのくに食の都づくり仕事人受賞者のインタビュー記事(令和6年度取材)

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