静岡の食文化を知る

東部

沼津茶

公開日:2024.01.31

お茶王国・静岡の一翼を担う『沼津茶』は、幕末期に江原素六(えばら そろく)によって礎が築かれたといわれています。
温暖で豊かな自然につつまれた愛鷹(あしたか)山麓を中心に栽培され、毎年、4、5月の茶摘み風景は沼津の風物詩です。また、茶工場の多くは、通称『根方(ねがた)街道』の県道沿いにあり、一番茶の開始とともに、新茶ののぼり旗が一斉に立ち並びます。
『沼津茶』は、甘みと渋みのバランスがよく香りの高い『煎茶(せんちゃ)』、甘みとコクがあるマイルドな味の『深蒸し煎茶』、甘めでやわらかな風味のサッパリした『ぐり茶』などが生産されており、昭和58年と平成8年、平成28年の3度にわたり『皇室献上茶』の栄誉を賜り、また農林水産大臣賞など多くの賞を受賞しています。

 

 

【店舗情報】
緑茶館ぬまづ
JAふじ伊豆製茶工場
https://www.ja-fujiizu.or.jp/shopping/shopping_list.html#shop_53
静岡県沼津市下香貫字上障子415-1
TEL:055-921-0335

 

#沼津市