レストラン
伊東市 ホテル伊東ガーデン
駅至近の高台に位置する源泉かけ流しの旅館。
食事は料理長が厳選した「本格和食会席膳」を提供。
昭和55年4月オープンからコンパクトな旅館としてファミリー層中心にアットホームな雰囲気でおもてなし。
静岡県の食材を使った 人気メニュー
静岡の食材を使った創作会席膳、金目鯛の釜飯・金目鯛の煮付・野菜の炊き合わせ
店で使っている静岡食材
磐田の白ネギ、天城の紅姫アマゴ、するがの柿、海老芋、山葵、他いろいろ
店舗MAP
この店の「ふじのくに食の都づくり仕事人」
ふじのくにマエストロシェフ
檜山和正
和食の職人だった父と兄の影響で料理の世界へ。伊豆、東京、北海道などで修業を重ねながら、日本・西洋・鮨・麺・中国・給食特殊という専門調理師・技能士の全免許を取得。2009年より「ホテル伊東ガーデン」の料理長を務める。1995年の技能グランプリで厚生労働大臣賞獲得。2005年に卓越技能者「現代の名工」、2008年に黄綬褒章を受章。2006年には静岡県技能マイスター日本料理第一号に認定。2017年に静岡県技能士連合会会長に就任。
仕事人インタビュー
小学校の味覚授業で、檜山和正さんが神業のように野菜の動植物をこしらえると、パッと子どもたちの瞳が輝く。「そんな姿を見るのが楽しくて、一生懸命やっています」。父親譲りの剥きものの名手で、「現代の名工」の称号も持つ和の巨匠は、気さくに笑う。県調理士連合会「瑞松会」代表理事執行役員常任相談役として静岡の食を発信する一方、県技能士連合会会長として職人の育成にも尽力する檜山さん。さらに昨年は、県と中国浙江省の友好提携記念事業で食の交流に貢献。また、東京五輪に向けてハラール(イスラム教の食事戒律)調理士認証を取得し、講習会で実演も行った。そこに垣間見えるのは、あらゆる食の免許を有す向上心高き努力家の顔だ。近年は資格軽視の社会風潮にあるが、本物の味やおいしさが伝えられるのは、やはり確かな技術と知識があってこそ。「今後は若手が資格を取る支援もしていきたい」と語る仕事人は、自らが手本となり後進に道を示し続ける。
「微妙な出汁の違いは、子どもにはわからないだろうと思っていたけど、ちゃんと教えると本物だってわかるんです」と檜山さん。
※「平成30年度ふじのくにマエストロシェフ称号受賞者のご紹介」記事より
The 仕事人 of the Year
寺田恭雅
愛知県出身。実家が渥美半島の農家で、次男のため家業を継ぐ必要はなかったが、当時打ち込んでいた野球の強い地元農業高校へ進学。卒業後は興味のあった料理の道を選び、知人の紹介で伊東のホテルに就職。和食を中心に修業を積み、2008年よりホテル伊東ガーデンへ。「現代の名工」檜山和正板長のもと腕を磨く傍ら、県専門調理士連合会「瑞松会」の広報室主査として和食の普及にも取り組む。全国日本調理技能士会連合会師範、県日本調理技能士会理事等を務めるほか、国家検定単一等級調理技能士、厚生労働大臣認定日本料理専門調理師、県ふぐ処理師の資格も有す。
仕事人インタビュー
一品料理の「金目鯛姿煮」は、“THE伊豆”とも言える名物だが、その脇を彩るのは、宿の女将が自家栽培する旬野菜。「無農薬だから形が悪かったり虫に食われたりして、見栄え良く仕立てるのは手間がかかりますが、やっぱり実がしっかりして味も濃いです」と寺田恭雅さんは破顔する。料理人として大切にするのは「食材を生かす」こと。その根底には、実家が農家で「生産者の気持ちが多少はわかる分、大事に使いたい」という思いがある。現在、ホテル伊東ガーデンの調理課長を務める傍ら、県調理士連合会「瑞松会」の一員として、小学生への食育や地元食材のメニュー開発、専門調理師の講習会の講師など、静岡の和食の啓蒙活動にも取り組む寺田さん。さらに、同職場の板長で「現代の名工」の称号を持つ檜山和正さんの背中を追い、ふぐ処理師など様々な資格の取得にも励む。「資格を取るためには、それに興味を持って学ばなければならないから、自らも向上するし、料理も広がりが出てくると思うんです」。自身も板長から学んだように、それを後進に伝えることも己の務めとし、仕事人は練磨を続ける。
寺田さんも所属する瑞松会では、毎年、県立あしたか職業訓練校の特別授業で卵焼き作りを指導。活動を通して「子どもたちに少しでも料理に興味を持ってもらいたい」と寺田さん。
※「The 仕事人 of the year 2021の受賞者のご紹介」記事より
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