レストラン

磐田市 和食処 なかや

日本料理
ふじのくにマエストロシェフ

緑豊かな旧豊岡村で三代続く和食処です。豊富な地の幸を中心に、和食の基本をふまえつつ工夫を凝らした味を提供しています。写真の「海老芋の揚げ出し」には海老芋、白ねぎは磐田市豊岡、菜の花は浜松市引佐の大地の恵みを使用しています。

静岡県の食材を使った 人気メニュー

海老芋の揚げ出し、食の都たまて箱、ソースかつ丼、うな重 など

店で使っている静岡食材

海老芋(磐田市旧豊岡村)、白ねぎ(磐田市旧豊岡村)、紅くるり大根(磐田市)、菜の花(浜松市北区引佐)、鰻(浜名湖産)、魚介(福田漁港・舞阪漁港・焼津漁港) など

静岡県の食材を使った
店で使っている静岡食材

店舗情報

和食処 なかや

住所 静岡県磐田市上野部1649-1
TEL 0539-62-2061
WEB https://www.toyooka-nakaya.com/
SNS

店舗MAP

この店の「ふじのくに食の都づくり仕事人」

ふじのくにマエストロシェフ

深田浩介

「和食処なかや」の三代目。SSI認定利酒師。大阪の調理学校で和食を学んだ後、焼津、大阪、京都の名店で腕を磨いて帰郷し、二代目と共に店を切り盛りしている。地元素材をこよなく愛し、自身の和食にも数多く取り入れているほか、食育活動にも注力している。

仕事人インタビュー

「ここ豊岡が好きだから」と「なかや」の深田浩介さんは笑う。地元が好きだから、一品一品できるだけ地元の食材でまとめる。メイン写真の「海老芋の揚げ出し」にしても、海老芋、白ねぎは磐田市豊岡、菜の花は浜松市引佐の大地の恵みを使っている。さらに、定休日でも仕込みに熱中するほど「料理が好きだから」、サブ写真の「お花見酒肴口取り」などは即興でこしらえる。深田さんは大阪の専門学校で学び、焼津の温石(おんじゃく)、京都の和久傳などで修業をした。ふるさとを離れたからこそ、この地が自分にどれほどかけがえのない場所なのか改めて気づいたと言う。その気づきが「旬の地元和食」の道を拓いたことは想像に難くない。

食育活動に力を注いでいるのも、ふるさと愛のなせる業だ。地元の幼稚園児、小中高生、大人たちに、日本に根づいた食文化をテーマとする体験講座を精力的に開いている。実際に出汁を引き、その旨みを共に味わう。おせち料理やお雑煮を一緒に作り、一緒に食べる。伝えたいのは「君たちは、こんなすばらしいところに住んでいるんだよ」ということ。「食育は料理人の務めなのではないでしょうか、私のライフワークです」と力をこめる。

「とよおか軽トラ市」の代表幹事としての活動も見逃せない。現在コロナ禍のため自粛中だが、毎年夏、約20名の有志と力を合わせ、県内外から数十台ものキッチンカーを集め、夜店市などを催してきた。訪れる人々はもちろん、ここに暮らす仲間たちにも、豊岡という地域の魅力をもっと知り、いっそう好きになってほしい…。自らの料理に、地域の食育やイベントに、静かに情熱を燃やし続ける深田さん。こしらえたいのは「豊岡の未来の幸」だ。

 

 

ほぼすべての食材が地元産の「お花見酒肴口取り」。酢を加えると鮮やかな赤に発色する紅くるり大根や、店の前庭にほころんだ桜をアクセントに。

 

 

 

体験型の食育授業も精力的。日本に培われた食文化を伝え、ふるさとの誇りと愛着を育むことが目的。

 

※「The 仕事人 of the year 2021受賞者のご紹介」記事より

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