レストラン

静岡市葵区 梅ヶ島コンヤ温泉 大野木荘

日本料理
ふじのくに食の都づくり仕事人

静岡県の食材を使った 人気メニュー

あまごの刺身、あまごの塩焼き、静岡産黒毛和牛の鉄板焼、梅ヶ島産駿河軍鶏の鍋、味噌仕立ての天然いのしし鍋、梅ヶ島アイス最中 など

店で使っている静岡食材

あまご、駿河軍鶏、本山葵、お茶、原木椎茸、山菜、きのこ(以上、静岡市梅ヶ島)、黒毛和牛(静岡県) など

静岡県の食材を使った

店舗情報

住所 静岡市葵区梅ヶ島4269-10
TEL 054-269-2224
WEB https://o-nogi.jp/
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店舗MAP

この店の「ふじのくに食の都づくり仕事人」

志村 美和

静岡市出身。葵区梅ヶ島の茶農家に生まれる。小学生の頃、生家が旅館業に転業。幼い頃から、家業を継ぐつもりで手伝いをしていた。大阪の辻学園調理専門学校で学び、卒業後、静岡市内の料亭や居酒屋などで和食の修業。30歳より創業者の父の下で料理を中心に家業に関わり、現在女将、料理長、同旅館代表取締役の三役を務めている。梅ヶ島エリアの山の幸を多彩に使用した料理、生産者との交流活動などが認められ、2023年度「ふじのくに食の都づくり仕事人」として表彰される。

仕事人インタビュー

花鳥風月と名付けられた4つの貸切風呂が人気の「大野木荘」。由緒を秘めた天然温泉の温もりとともに、ゲストの心をつかんでいるのが女将・志村美和さんの手料理だ。

温泉旅館といえば和食。和食といえば食材の質が問われる。美しい姿と味を併せ持つ「あまご」は梅ヶ島ならではの地ものの一つ。近隣の魚魚の里(ととのさと)から新鮮な活魚で仕入れ、粗塩で化粧塩を施して囲炉裏でじっくり焼き上げる。添えられるのは、志村さん手づくりのあまごの塩辛、そして世界農業遺産に認定されている「静岡水わさびの伝統栽培」で生産された杉山農園の「梅ヶ島産本山葵」。「甘みに富み、自然薯のように粘りも豊か。ご自身ですりおろして新鮮なうちに」と志村さんは胸を張る。

志村さんは、和食の枠を超えたチャレンジにも意欲的だ。2023年、静岡県観光協会主催「令和版・家康のてんぷらコンテスト」で、梅ヶ島の生きている味を一皿にした「葵の家紋」パスタがグランプリを受賞した。安倍川の清流に育まれたお茶(発酵茶「ほろに」)と山葵のオリジナルソースが爽やかな彩り、香り、味わいを演出。山葵の葉のてんぷらで三つ葉葵に見立てたアイデアが光る。「自然のものを、できる限り自然にお出ししたい。それがこの地の一番のおもてなし」と志村さんは考えている。

10銘柄ほどの静岡県内の地酒に加え、静岡蒸留所のウイスキーも、梅ヶ島の四季折々の恵みと一緒に堪能できる。近年のジャパニーズ・ウイスキーの人気もあって、早くも幻と化している“新しい地酒”。それでも提供できるのは応援の気持ちを込めて樽オーナーになっているから。

梅ヶ島ならではのおもてなしがリピートや紹介につながり、心と心がつながったと実感するとき、「すべてを忘れることができます」と志村さん。「オクシズに、もっと多くのお客様をお呼びしたい」と今日も料理の腕をふるう。

 

「令和版・家康のてんぷらコンテスト」でグランプリに輝いた志村さん創作の「葵の家紋」パスタ。

 

※「令和5年度ふじのくに食の都づくり仕事人受賞者のご紹介」記事より

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