静岡の食文化を知る

なまり節はかつお節になる一歩手前の段階のもので柔らかく、刺身のように薄く切って食べることができます。

焼津港で水揚げしたカツオを釜ゆでし、燻して作られる。味が凝縮されてうまみがたっぷりなので、そのまま食べても、おかずや酒の肴になる。サラダや炒め物、煮ものなどにも利用できます。

一方、白たまねぎは明治時代後期から大正時代の初めに、愛知県・知多半島から浜松市に伝わり、他地域ではほとんど栽培されていないそうです。

気候や土壌の利点を生かしながら品種改良を重ね、年明け早々に出荷できる品種に育て上げ、現在は「サラダオニオン」という商品名で出荷されています。

〇使用食材 

なまり節、たまねぎ

〇食べ方

なまり節を湯通しし身をほぐす。食べやすい大きさに切った好みの野菜と合わせ、ドレッシングやマヨネーズで和えます

出展：農林水産省（うちの郷土料理）