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【平成30年度 仕事人受賞者のご紹介】天野 宗彦さん

「余計なことをしなくていいほど、静岡県の食材は鮮度が高く、うまい」と話す天野さん。地元でとれた旬の野菜、天然の鮮魚にこだわり、季節を先取りした料理が口コミで人気を集めている。既成の調味料は使わず、みそ汁や田楽などに使うみそは自ら仕込んだ自家製。しょう油はオリジナルブレンドで、白身魚やかつおの刺し身用など、料理によって使い分けている。さらに、料理をより引き立てるために大切にしているのが、五感。見た目や香り、味わいはもちろんのこと、例えば天ぷらを食べたとき口の中に広がるサクサクという音、食材をお箸で持ったときの触感にまで神経をとがらせている。「料理は常に進化しているので勉強の毎日。また、命あるものを扱っているので、責任を持って調理するのも料理人の務めです」と語る言葉に、料理への深い愛情を感じずにはいられない。静岡食材を使った人気メニュー天ぷら盛り合わせ 1500円〜2000円、うな重 3800円、蒲焼き 3500円、カニクリームコロッケ 1000円、豚角煮 1000円 すべて税抜きこの店で使っている静岡食材たけのこ(浜松市、森町)、玉ねぎ、じゃがいも、小松菜、白菜、大根、シャモ(以上、浜松市)、タイ、ヒラメ、ハゼなどの魚介類(浜松市、御前崎市)、和牛(静岡そだち)

仕事人

天野 宗彦

旬の料理あまの

静岡県浜松市生まれ。浜松商業高等学校卒業後、浜松市の日本料理店「紅すゞめ」にて5年間修行。その後、大阪市・難波にある老舗割烹料理店「牧水」にて2年間務めた後、浜松に戻り「紅すゞめ」にて7年半勤務。32歳で浜松南区増楽町に「旬の料理あまの」をオープン。2008年に浜松市中区肴町に移転。お客さまの笑顔を見たいから、素材選びや仕込みなど、真心を込めた、手間を惜しまない仕事を大切にしている。また、子どもたちに和食の味を伝える料理教室の講師も務める。趣味はゴルフと魚釣り。

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浜松の在来種オニオンヌーボーをはじめ、新じゃが、浜名湖産のサヨリ、クルマエビなど、春を感じさせる天ぷら。

ゆったり過ごせる掘りごたつになった個室や、店主の包丁さばきが見え、会話を楽しめるカウンター席も用意。

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