お知らせ

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平成30年度ふじのくに食の都づくり貢献賞受賞企業「株式会社静岡銀行」

公開日:2019.12.17

県産食材の販路拡大と、子ども達に食を含めたふるさとの魅力を伝える取り組み

「株式会社静岡銀行」では、2006年より県内の農業生産者・農産物加工業者と、食品仕入企業(小売店、ホテル、商社等)との商談・交流の場「しずぎん@gricom(アグリコム)」を開催。その回数は実に15回に及ぶ。2018年には、「東海調理製菓専門学校」(浜松市)の学生による出展者の食材を利用したメニューの実食ができる商談会や、静岡県の先端農業施設「AOI-PARC」(沼津市)で「農・食・健」を総合した科学技術・産業発展を支援する商談会を開催するなど、各回ごと特徴ある商談会が開催されている。また、国内最大級の食の商談会「スーパーマーケット・トレードショー」では、静岡県等と連携し、豊かな食を県外へ向けて発信している。加えて、静岡のふるさと自慢ができるような地元に誇りを持つ子ども達を育てたいという想いのもと、「しずおかキッズアカデミー」を2016年から開催。2019年5月に予定する東伊豆町での開催で12回目となる。これまでに、SL乗車と茶摘み体験、「うなぎいも」の収穫とクッキング体験、自然薯・ミカン・乳製品・蕎麦の生産現場から販売までを学ぶ百貨店とテレビ局とのコラボ企画、老舗菓子メーカーの工場見学と浜松・水窪地区の雑穀を使った和菓子作り体験などを実施。地域の子どもたちへ食を含めたふるさとの魅力を伝えている。

<問い合わせ先>静岡銀行 地方創生部
[住所] 静岡市清水区草薙北2番1号
[電話番号] 054-261-3131(代)
[FAX] 054-344-2409
[URL] https://www.shizuokabank.co.jp

鉄道会社が運営するオンラインショップや、全国に10万人以上の会員規模を誇る健康食品会社の食品カタログに、県産食材を紹介。知られていない静岡の食の魅力を全国に向けて発信したいとの想いで取り組んでいる。


県内の生乳の約半分を出荷しているにも関わらず大規模な生乳プラントがなく市外のメーカーへ依存していた富士宮。その酪農家による牛乳製造販売会社の設立や事業展開に協力。2018年から供給を開始した。また、県産食材の販路拡大を図るため、静岡県・ヤマト運輸・ANA総合研究所と県産品の販路拡大に向けた連携協定を締結し、継続的な支援を実施している。

「静岡の本当にいいものを全国へ発信したい。県内の生産者と首都圏を中心としたホテル・百貨店などへの食品仕入業者との橋渡しになれば。そのプラットホームを創りたい」と語る大橋常務。法人部部長時代から地域の活性化に尽力。2015年に新設された地方創生部を率いて、組織が一体となった地方創生の取り組みを加速させている。