トピックス

【令和元年度 仕事人受賞者のご紹介】上野 洋臣さん

「伊豆には、私がまだ知らない食材がこんなにあるのかと驚きました」と上野さん。日本料理の道に入って四半世紀になるにも関わらず、初めて訪れた伊豆にはこれまで扱ったことのない魚がいくつもあった。手にする食材はどれも新鮮で、ジビエもぐっと身近な存在になったという。寡黙ながら温厚な人柄。店を一緒に切り盛りする奥さんとともに、人と人との繋がりを大切にしている。狩野川で取れる天然のウナギや鮎、モクズ蟹、南伊豆産のタカアシガニといった貴重な食材を入手できるのは、地元の猟師や漁師と信頼を築いてきた証だ。コース料理は先付けから食事まで、季節の伊豆の食材を存分に味わえる仕立て。「鮎の酒盗干し」のような他では味わえないような一品も並び、どれも日本酒をよく知る店主が吟味し選んだ酒ととてもよく合う。

静岡食材を使った人気メニューコース7000鮎酒盗干し(一枚)1200鹿たたき2500桜海老だし巻き玉子1800この店で使っている静岡食材金目鯛・タケノコ・タカアシガニ(南伊豆町)、サクラエビ(由比町)、アジ・サバ・ムツ・イカ・メジマグロ・サザエ・アワビ・伊勢海老・トコブシ・柑橘類(伊東市)、ワサビ・ウナギ・アユ・シカ・イノシシ・モクズガニ・山菜(伊豆市)、ホウレンソウ・ニンジン(三島)、富士の鶏・富士の卵(富士宮市)、ウナギ・ワカメ(浜松市)

仕事人

上野 洋臣

炭火割烹とも

栃木県に生まれ、幼少の頃から神奈川県横浜市にて育つ。調理の専門学校を卒業後、日本料理の世界へ。横浜市青葉台にある名店「日本料理 青柿」で18年もの長きに渡り腕を磨き、確かな技術を身に付け、感性を研ぐ。東京都港区六本木にある日本料理店の料理長を経て伊豆高原にある旅館の料理長に就任し、5年間腕をふるう。2016年に「炭火割烹とも」をオープンし、コース料理に力を注ぐ。

> 仕事人の紹介ページはこちら

コース7000円で提供する浜名湖産ウナギの「潮煮」。南伊豆産の金目鯛、伊東産のクロムツなど季節により魚が変わる。

カウンターのほか掘りごたつ式の座敷席があり、ゆったりとした時間を過ごせる。

このページについてご意見・
ご要望などお気軽にどうぞ

フォームから送信する

回答の有無/

SNSでシェアする