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【令和元年度 仕事人受賞者のご紹介】清水 康年さん

キャリアは20年を数える清水さん。アルバイトとしてこの世界に入った居酒屋、カフェ、フランス料理など、多くの分野を経験したことで、素材の魅力を様々な角度から引き出す。転機は群馬で携わった無農薬野菜栽培、地のものを美味しく食べるという、当たり前ながら最も大切なことを改めて見出し、今故郷で実践している。野菜はほとんどが地元産、魚介は御前崎や浜名湖から仕入れる。地元愛から南駿河湾漁協(御前崎市)がすすめるブランド食材で、通常の鰆(さわら)より脂肪が豊富な「波乗り鰆」のサポーターにもなっている。「食堂」と店名に付けたのは、幅広い世代に愛されたいと、そして様々な素材を多彩な手法で味わってほしいとの想いから。今後は自分で野菜を作り、狩猟の免許もとってみたいという。祖父の田んぼを復活させたいとも語り、夢は膨らむばかりだ。

静岡食材を使った人気メニュー「波乗り鰆」(御前崎産)の刺身・西京焼き 各1100円伊勢エビ(遠州灘産)ペスカトーレ 1950円夢咲牛グリル(御前崎産)1950円この店で使っている静岡食材金目鯛、鰆(御前崎)、カキ、伊勢エビ(遠州灘)、遠州一黒しゃも(御前崎)、夢咲牛(御前崎)、野菜各種、ねぎ、ミニトマトなど(御前崎)

仕事人

清水 康年

清水食堂

地元御前崎の高校卒業後、美容師の資格取得のため上京。趣味でDJをやっていたこともあり、アルバイトとして飲食に勤めだしたのがこの世界との出合い。居酒屋、バー、カフェと様々なジャンルで経験を積む。一時、群馬県で無農薬野菜の栽培も手掛けた後、2011年に地元へ戻り、海鮮とフランス料理店に勤務、さらに経験の幅を拡げる。2016年1月より満を持して「清水食堂」をオープン。イタリアンから和テイストまで、新鮮な地元素材をあえてジャンル分けしないという独自のスタイルが、多くのファンから支持されている。

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弾力ある歯ごたえの御前崎産の高級地鶏をムネ、モモ、ササミと部位ごとで楽しめる「遠州一黒しゃものたたき」は夜メニューで1300円。

カウンターからはオープンキッチン、テーブル席からは遠州灘が見える。オシャレで開放感あふれる店内も人気の理由。

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