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【令和元年度 仕事人受賞者のご紹介】川澄 真一郎さん

大正元年に創業した「入船鮨」は、昭和50年代から店舗を徐々に増やし、現在では両替町、南店、登呂店、葵タワー店、ドリームプラザ店の他、川澄さんの子息が営む「鮨 川澄」を加えた6店舗が静岡市内に店を構える。寿司店ではさまざまな種類の魚が必要とされるが、「入船鮨」ではイクラやウニなどを除く約7割の魚が静岡県内で水揚げされたもの。しらす、桜えび、キンメダイ、タチウオは特に県外の人に喜ばれるという。鮮度が必要とされるタチウオは、焼魚ではよく食べられるが、寿司で食べられることはあまりない。最近では県内の若い人たちもこれらの魚を食べる機会が減っているが、この店では人気が高まっている。また、市内で行われるさまざまなイベントでは、静岡県産のしらすやサバ、アジ、玉子を使った「静岡ちらし」(イベント限定品)を手頃な価格で販売し、好評を得ている。「静岡県産の旬の食材の認知を、今よりもっと県内外に広めていきたいですね」と川澄さんは語る。

静岡食材を使った人気メニュー静岡にぎり3000円(税別)静岡ちらし1500円(税別)季節のお勧めにぎり2500円(税別)

この店で使っている静岡食材しらす・アオリイカ・コウイカ(用宗)、マグロ(清水・焼津)、卵(清水の美黄卵)、キンメダイ(下田)、サバ(焼津、清水)、サクラエビ(由比)、タチウオ(吉田・清水)、イセエビ(伊豆)、カツオ(御前崎)、アワビ(石部)、イサキ(焼津)、サヨリ・タイ・ヒラメ(清水)、サザエ(下田)、ヤガラ(御前崎)、スズキ(吉田)、トマト(浜松)、キュウリ(三保)、大根(榛原)、ミツバ(島田)、ワサビ(有東木)

仕事人

川澄 真一郎

入船鮨 両替町店

1958年静岡市生まれ。東京の大学へ通いながら、渋谷の寿司店で職人修行。24歳の時、静岡へ帰郷し、「入船鮨」へ入社。「入船鮨」は大正元年に名古屋の「入舟寿司」で修行していた自身の祖父が暖簾分けの許しを得て、静岡で創業した店。2003年に「入船鮨」社長に就任。

> 仕事人の紹介ページはこちら

店舗で提供している「静岡ちらし」1500円(税別)。生しらすなどの旬の地魚をはじめ、キュウリや玉子も静岡県産。

水槽で泳ぐ魚を眺めながら、地魚を使った握り寿司をいただくことができる。

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