トピックス

  • HOME
  • トピックス
  • 【令和2年度 仕事人受賞者のご紹介】大和田 幸司さん

【令和2年度 仕事人受賞者のご紹介】大和田 幸司さん

同じすし屋といえども、店ごとにこだわりがあり、それが店の個性となる。大和田さんが修業した店は、どこもすし種にする魚種が豊富だったため、多くの食材に触れることができ、大和田さんの財産になっている。白身の魚や光り物は、できる限り伊豆で水揚げされた魚を使うよう心がけ、「特に光り物は手をかけるのが楽しい食材」と大和田さん。初夏には新子もお目見えする。食材、調理法、食べ方によって酢、塩を使い分け、ワサビは魚の味を引き立てる天城産を好んで使うという。一方、「旬魚旬菜肴めし 和」は料理も格別だ。前菜、造り、煮物、焼き物と本格的な日本料理を楽しめるコースには、地の野菜を積極的に使い、素材の味や色を活かした料理が次々と現れる。コースの〆は旬の地魚すし。四季折々、伊豆の大地と海の恵みを堪能できる仕立てに、大和田さんの技術と感性が輝いて見える。静岡食材を使った人気メニューコース5500円〜シイタケの天ぷら660円シイタケ焼き660円季節の野菜の天ぷら880円この店で使っている静岡食材アジ、ヒラメ、タイ、ムツ、太刀魚、シマエビ(沼津市)、金目鯛(東伊豆町)、トマト(三島市)、ろっぽう野菜(伊豆の国市)、箱根西麓三島野菜(三島市)、ワサビ(伊豆の国市)

仕事人

大和田 幸司

旬魚旬菜肴めし 和

伊豆市出身。日本料理の料理人だった父親の背中を見て育ち、自身も料理の道へ進むことを決意するも、すし好きが高じて、すし職人を目指す。「ひょうたん寿司伊豆長岡本店」を皮切りに、三島市の「あめや鮨」、沼津市の「鮨庵さいとう」といった静岡県東部の名店で20年以上の時をかけてじっくり腕を磨き、2016年、満を持して「旬魚旬菜肴めし 和」で独立開業。和食の修業もしっかり積んできたため、店で出すコース料理は、日本料理を礎にした本格派として知られる。

> 仕事人の紹介ページはこちら

金目鯛のかぶと煮1320〜1650円は人気メニューの1つ。東伊豆産の脂が乗った金目鯛のうま味をたっぷり含んだゴボウやシイタケも美味。

仕事を施した美しいすし種が並ぶカウンター席のほか、個室として利用できる座敷席が並ぶ。大和田さんが吟味した日本酒や焼酎も料理と一緒に味わいたい。

このページについてご意見・
ご要望などお気軽にどうぞ

フォームから送信する

回答の有無/

SNSでシェアする