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【平成29年度 仕事人受賞者のご紹介】植松 高広さん
四季折々の自然が広がり住民の憩いの場である「蓮華寺池公園」の近く、元公邸料理人である植松さんが、自分の目で厳選して仕入れきた藤枝近郊野菜を中心に、静岡県の魚介や肉を使った料理をふるまう。静岡食材を生かしつつオリジナルなものを提供したいと、まるで寿司のような見た目の「静岡そだちのタッリアータ」を考案するなど、独創的な料理を生み出している。植松さんは公邸料理人になる際に寿司屋で研修をし、公邸で寿司を提供していたことも。「藤枝にはマンゴーやブルーベリーの生産者もいると聞きます。地元食材をもっと探求し続けたいですね。仕事人として学校などと連携した取組も、時間があれば検討していきたい」と植松さん。今後、藤枝近郊食材を、植松さんがどのような形で表現してくれるのか、期待が高まる。静岡食材を使った人気メニュー「静岡そだちのタッリアータ マルサラ酒ソース 藤枝産季節野菜のロースト」1782円、「富士宮産若鶏肉のロースト」1216円この店で使っている静岡食材志太榛原産トマト、駿河湾産の魚介、静岡県産豚肉、焼津産さくらEM地養卵、駿河湾深層水のあらしお、浜松産紅はるか、藤枝産椎茸・蓮根・菜ばな・玉ねぎ・人参・セロリ・キャベツ・バジルなどの野菜

仕事人
植松 高広
リストランテ ダルピーノ
1973年生まれ。高校卒業後、京都の調理師専門学校へ進学。箱根「オーベルジュ・オーミラドー」、平塚「マリー ルイーズ」で修行した後、箱根「アルベルゴ・バンブー」でイタリア料理の道へ。10年勤務し、料理長を任される。その後、フランス「在ストラスブール日本国総領事館」で2年、ハワイ「在ホノルル日本国総領事館」で3年、計5年間公邸料理人として地元食材を生かしたイタリア料理で大使夫妻の多種多様な晩餐会を取り仕切る。帰国後、中央調理製菓専門学校静岡校で2年間西洋料理の教諭として勤務。2015年、藤枝に「リストランテ ダルピーノ」を独立開業。
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「富士宮産若鶏肉のロースト」。若鶏肉の骨を取り、ロール状に巻いてからロースト。付け合わせは藤枝産椎茸とじゃが芋。

明るく伸びやかな店内。シンプルながらモダンでセンスの良い雰囲気が食事の時間を盛り上げる。