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【平成30年度 仕事人受賞者のご紹介】望月 榮次さん

地魚を使った寿司で県外や海外の人々に県産食材の魅力を普及清水港で水揚げされたミナミマグロ、駿河湾のイカ、タイ、ヒラメ、静岡市葵区有東木のワサビ、できるだけ清水周辺の地元や県内産の食材にこだわり、寿司を握っている。お客様のうち7割が県外、1〜2割が海外で、県内は1〜2割ほど。県外からいらっしゃったお客様に、少しでも静岡の良さを伝えたいと、78歳となった今も、県産食材の魅力を伝え続けている。望月さんの元へは、全国放送のテレビ局といったメディアからの取材、東京や京都などで行われる要人に向けた会食の場への出張調理などさまざまな声がかかる。自分が愛する静岡にたくさんの人が訪れてくれるのならと、これらの依頼にもできる限り対応。「自分ができることを精一杯やりたい。そして、県産食材の維持と継続のために、常にアンテナを高くし、発信し続けていきたい」と語る。静岡食材を使った人気メニュー特選コース 浜風 5800円(11:30〜14:00)、一人前すし盛り8貫3600円この店で使っている静岡食材マグロ(清水)、アオリイカ・スミイカ・ジンドウイカ(由比)、アジ(由比)、タイ(三保)、ヒラメ(三保)、マキエビ(浜名湖)、ワサビ(有東木)、キュウリ(三保)、卵(富士市)、クラウンメロン(袋井)、お茶(両河内)

仕事人

望月 榮次

末廣鮨

1941年静岡市生まれ。15歳の時に板前の世界へ入り、富士市で経験を積む。1966年、25歳の時に旧・清水市で独立、「末廣鮨」をオープン。2回の移店を経て、1986年に現店舗を構える。海外での勉強会の開催や、県外での出張調理にも積極的に応じ、全国・世界に向けて静岡の食の魅力を発信し続けている。

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板前になってすでに54年。魚への知識、取り扱い方は魚屋にも勝ると自負する。静岡の魚の魅力を広め、商売として成り立たせていくためにも魚屋の後進育成にも力を惜しまない。

県外や国外のお客様が多いため、店内には日本や静岡を感じる美術品や調度品が並ぶ。木材も可能な限り、県産材を使用。

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