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【令和元年度 仕事人受賞者のご紹介】奥村 彰規さん

首都圏にあるいくつものイタリアンレストランのシェフとして、長らく腕をふるってきた奥村さん。三島・広小路に店を出す決め手になったのは、この土地から生まれる食材に惹かれたことだ。水が美味しく、野菜も肉も魚もいい。ローカルな生産者の情報にアンテナを張り、これはと思う食材を見つけたら取り寄せて味わい、生産者に会って思いを聞く。手に入れた食材は余すことなく使い切り、食を通じてサスティナブルな社会づくりに貢献する。イタリアの人びとは、自分が暮らす土地を誇りに思い、採れる食材を大切にしているという。「彼らと同じように、地元の食材を大切に使っていきたい」と奥村さん。三島二十四節気の暦に合わせ、旬の三島食材を取り入れたパスタも好評だ。数種類のパスタはすべて店内で製造している。日々慣れ親しんだ食材も、奥村さんの手にかかれば新たな一面を再発見できる。

静岡食材を使った人気メニューピエレーゼ1380円ゴルゴンゾーラクリームのやわらか焼きニョッキ1380円三島二十四節気季節の生パスタセット1400円(ランチタイムのみ)地場野菜と自家製ミートソースのラザニア1380円富士山岡村牛のリブロースステーキ2900この店で使っている静岡食材馬鈴薯、メークイン、男爵、ニンジン(三島市)、原木シイタケ(伊豆市)、富士山岡村牛(富士宮)、箱根山麓豚(三島市)

仕事人

奥村 彰規

静岡イタリア食堂 ムゼット

鹿児島県奄美大島出身。高校卒業と同時に上京しサラリーマンを経験。その後一旦帰郷するも「おいしいパスタを作りたい」と思い立ち、再度上京。老舗の地中海レストラン「ドマーニ」(港区六本木)で5年間経験を積み、六本木を皮切りに銀座、横浜といった繁華街にあるイタリアンレストランでシェフとして活躍。数多くの繁盛店を作り出してきた。その後、妻の出身地である駿東郡長泉町に移住。2012年「静岡イタリア食堂 ムゼット」をオープン。

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馬鈴薯をはじめ三島産の旬のジャガイモと地場野菜を使う「ゴルゴンゾーラクリームのやわらか焼きニョッキ」1380円。

イタリア語で「無邪気な笑顔」を意味する「ムゼット」。その名の通り、カジュアルな雰囲気の中、笑顔で料理を楽しめる。

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