トピックス

【令和元年度 仕事人受賞者のご紹介】袴田 正彦さん

先付けから始まり、最後に味わう菓子と抹茶まで、いくつもの料理を味わう懐石料理。袴田さんは、日本料理の基礎であり、その集大成でもある懐石料理の基本を忠実に守りながら、金目鯛、伊勢海老、アワビ、ふじやま和牛などを取り入れて、季節感があふれる創作懐石を生み出す。優れた素材に手を加えて仕上げた料理こそが美味しいという信条のもと、素材を厳選し、手間と時間をかけ、極上の逸品へと仕上げていく。近隣の生産者の元へ足しげく通い、交わした会話や思いをヒントに、新たな料理を生み出すこともあるという。食材の絶妙な取り合わせ、美しく調和した盛り付け、器のバランス、そして静岡食材、そのどれもが1つとして欠くことなく存在する袴田さんの料理には、日本の食文化と静岡食材が融合した、香しいストーリーがある。

静岡食材を使った人気メニュー伊勢海老、鮑、サザエお造り12000円(税サ別)地金目鯛姿煮(半身)5000円(税サ別)地金目鯛しゃぶしゃぶ(半身)5000円(税サ別)この店で使っている静岡食材しずおか食セレクションの食材を中心に季節に応じて。金目鯛、伊勢海老、黒アワビ、ニューサマーオレンジ(伊東市)、ふじやま和牛(長泉町)、イチゴ(伊豆の国市)、レッドオーレ(三島市)、サクラエビ(由比町)

仕事人

袴田 正彦

月のうさぎ

北海道登別市出身。東京の懐石料理屋、ホテルでの修行を経て、三菱役員クラブ懐石「胡蝶」、江戸料理割烹家「八百善」など、名だたる懐石料理店で料理長を務める。その後、伊東市富戸にある「月のうさぎ」「茄子のはな」などの宿を運営する株式会社ユミィグループの総料理長に就任。平成7年には、第9回全国日本料理コンクール農林水産省流通局長賞を受賞。関西調理師古萌会理事、社団法人日本料理研究会技術理事。

> 仕事人の紹介ページはこちら

富士山の麓で育った黒毛和牛「ふじやま和牛」の雌牛限定リブサーロインに、世界三大珍味のフォアグラ、トリュフ、キャビアを挟み、富士山の溶岩石で焼いていただく強肴。

相模湾を見下ろすロケーションの客室が人気。食事は信州から古民家を移築した母屋でいただく。

このページについてご意見・
ご要望などお気軽にどうぞ

フォームから送信する

回答の有無/

SNSでシェアする