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【令和元年度 仕事人受賞者のご紹介】小川 朝太郎さん

地物の食材と地酒を一緒に楽しめる日本料理屋。駿河湾で獲れた魚を、丁寧に下処理をした後、寝かせ、旨みを引き出す。「寝かせられるのは新鮮な魚が手に入るからこそ。輸送に時間がかかっていると、内臓が傷んでしまうので寝かせられない。特に焼き魚は寝かせた方が旨みが増す」と小川さん。培ってきた経験とスキルをもとに、食材のポテンシャルを最大限に引き出して料理をつくる。今朝締めたばかりの魚が手に入るのは静岡の魅力の一つ。また、活じめの刺身は食感も異なり、とろりとした旨みを楽しめる。寿司も握れる小川さんは、お客様からの要望で「寿司の会」や「日本酒の会」を実施することも。近隣のイタリア料理店「ibrido」のシェフとコラボした料理イベントにも参加している。小川さんの松葉ガニの身を入れた茶碗蒸しに、「ibrido」のシェフがカニ味噌を合わせたゴルゴンゾーラのチーズをのせるなど、実に独創的で新しい。静岡食材の料理が世界に広がる可能性を示している。

静岡食材を使った人気メニュー7000円(税別)のコース料理のみ。先付け2品、揚げ物、吸い物、刺身、寿司、焼き魚、蒸し物、煮物、お食事この店で使っている静岡食材米(森町のにこまる、静岡県産葵美人)、スッポン(浜名湖、伊豆)、ウナギ(吉田)、トラフグ(吉田)、マダイ(三保)、サヨリ(相良)、牛肉(静岡そだち)、タケノコ(清水)、キュウリ(静岡県)、エビイモ(磐田)、あさはた蓮根(静岡)、卵(藤枝の美黄卵)、山菜(静岡)、ワサビ(梅ヶ島)

仕事人

小川 朝太郎

ITAMAE 朝太郎

焼津市出身。18歳の時に料理人の道を志し、静岡市内にある料亭で日本料理を学ぶ。その後、市内3軒の店で日本料理の腕をふるい、2018年に「ITAMAE 朝太郎」をオープン。2021年で板前歴20年を迎える。「静岡の食材は鮮度抜群。特に野菜は地物が一番。素材の味を活かせるよう、調理法はシンプル。わかりにくい料理より、わかいやすい料理を心掛けている」と小川さんは語る。

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吉田産ウナギを使った小丼。コース料理のシメに登場することも。お米は森町産のにこまるを使用。「ご飯は土鍋ご飯になることもありますが、にこまるはさっぱりした味で、シメにぴったり。水加減次第で寿司用にも使えて便利」と小川さん

夫婦二人三脚で営む日本料理屋。夫婦での利用など、地元客が中心だが、地元客が県外の取引先を連れて接待に利用するケースも多い

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