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【令和元年度ふじのくにマエストロシェフ称号受賞者のご紹介】青木 一敏さん

「駿河湾レシピ」は、静岡県産の食材を95%使用しているだけでなく、前菜、スープ、パスタ、メイン、パン、デザート、コーヒーまでついて700kcal以下、糖質40g以下、塩分3g以下。県産食材のみならず、健康に配慮したレシピ開発を行うところに青木さんの凄味がある。2020年からは静岡県立大学と協力し、750kcal以下、塩分3.5g以下で1日に必要な野菜摂取量、炭水化物、脂質、タンパク質のバランスが採れた健康的なコース料理を開発中、2021年春頃には完成予定だ。ふじのくにポークや駿河湾の魚、静岡県産の野菜・フルーツ、お茶など県産食材を使ったフルコースで、このモデルレシピを県内各地に広めていくことを目的としている。その他にも化学調味料不使用のフリーズドライスープを開発中。豆乳豚汁、桜えびのトマトクリームスープ、ミネストローネの3種類で、静岡県産のとろろやアカモク、モロヘイヤなどを使用。全国販売を予定しているという。自店だけでなく、県内、そして全国に向けて静岡食材の魅力を伝える取り組みに積極的に携わる青木さん。「今後も駿河湾レシピを核に、健康とおいしさを身近に届けられる、わかりやすい食を伝えていければ」と話す。今後の展開にますます期待が高まる。

 

静岡食材を使った人気メニュー

駿河湾レシピ ランチ3,000円(税別)※2人~、予約制

駿河湾レシピ フルコース4,500円(税別)※2人~、予約制

 

この店で使っている静岡食材

豚肉(清水のTEA豚、富士のふじのくにポーク)、牛肉(静岡のするが牛)、鶏肉(富士宮のいきいき鶏)、魚(沼津港など駿河湾の桜えび・しらす・アマダイなど)、ニジマス(富士宮の紅富士)、トマト(三保のレッドオーレ)、キウイ(清水)、ハーブ(三保)、サニーレタス(静岡県)、水菜(静岡県)、メロン(浜松の天使音メロン)、ブルーベリー(丸子)、紅茶(丸子)

仕事人

青木 一敏

ホテルクエスト清水 レストラン クオモ

1968年、静岡市生まれ。18歳で料理人の世界へ。フレンチ、イタリアンなどのレストランで修行し、平成20年から「ホテルクエスト清水」の料理長就任。「からだ思いの静岡イタリアン」をコンセプトに、地元客からホテルに宿泊する関東圏を中心としたお客様に料理を振る舞う。「食べる人の幸せが第一」というモットーから、2017年2月に設立した「日本医食促進協会」を通して広く伝え、医食の専門家・メディシェフの育成にも携わる。医療機関と連携し食事制限がある人も楽しめるフルコース「駿河湾レシピ」を開発し、フーズサイエンス食堂の監修等も務める。2013年に「ふじのくに食の都づくり仕事人」を受賞した後、2014年には「ホテルクエスト清水」が「ふじのくに食の都貢献賞」を受賞、2015〜2019年まで連続して「仕事人 of the Year」を受賞。「ふじのくにマエストロシェフ」に認定された。

> 仕事人の紹介ページはこちら

「駿河湾レシピ フルコース」4,500円。医食の専門家・メディシェフとして、YouTubeにてライブ配信も行っている

「駿河湾レシピ」でいただける、桜えびを使用した「エビスク」。「静岡の食材は流通が早いから新鮮。健康を意識した料理は薄味になりやすいが、静岡の食材の味をより際立たせる調理ができる」と話す

厨房のリアルな様子を客席から確認できるよう、一部を改装したばかり

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