トピックス
【食材の王国・静岡県のおいしいセレクション #009・河原崎農園】
河原崎農園は、水はけの良い溶岩礫(軽石)を用いた礫耕(れこう)栽培にこだわったトマトを栽培している河原崎農園。
おいしいトマトを育てるためには水分を控えることが大切。礫には無数の穴が空いているため高い通気性を確保することができ、根に十分な酸素が行き届き、トマトの甘さがさらに増すといいます。
お話をうかがった河原崎さんが、特におすすめしたいトマトは「ほれまる」。「2019年に登場した比較的新しい品種で、まだ全国にあまり出回っていないトマトです。酸味と甘みのバランスが絶妙で味も濃厚。さらに、大きさもミニ~中玉の中間にあたり丁度いいサイズで、今後流行ると思うよ」と話していました。
トマトの品種にもよりますが、どの品種も皮が薄く甘いため、子どもから年配の方まで、年齢を問わずおいしく食べられるとのこと。河原崎農園で生産する品種を御紹介!
ルビーのように輝く希少品種のミニトマト「プチルージュ」は、皮がとても薄くプチッとはじけ、甘みも旨みも濃厚でジューシー。ハート型のパックに入っている様子は、まるでさくらんぼのようなかわいらしさ。
酸味が苦手な人でも食べやすく、フルーツのように食べられると大好評です。
全国でもごくわずかしか栽培していないトマト「フル里」は、リンゴのようなシャリッとした食感とみずみずしさ、やさしい甘さを兼ね備えたトマト。実際に食べた人からは、トマトの概念をくつがえすおいしさと絶賛されるほどなのだそう。
そのまま食べるのはもちろん、素材の良さが存分に活かされる和食にも最適。ダシの旨みとトマトの甘み・旨みの相乗効果が高まり、洗練された味わいになるそうです。
河原崎農園のトマトは全国各地の有名レストランや販売店に出荷されています。イタリアンを中心に、トマトを使ったスイーツやラーメンまで、さまざまな料理人さんから高い評価を得ています。今後は「ほれまる」の生産はもちろん、夏の供給量減少を解消するため、一年を通してフレッシュなトマトを提供できるよう、夏場の生産に力を入れていきたいとのこと。
夏の食卓を彩る河原崎農園のジューシーなトマトと、食べた人のはじける笑顔が思い浮かびそうですね。

生産者情報
名称:トマト共和国 河原崎農園(トマトきょうわこく かわらざきのうえん)
住所:静岡県藤枝市善左衛門3丁目 23-3
電話番号:
054-636-3888
営業時間:9:00~17:00
定休日:土曜、日曜、祝日
ホームページ:https://tomato-kyouwakoku.com/