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【平成29年度 仕事人受賞者のご紹介】三輪 佳史さん
「先代の頃より、おなかいっぱいになる定食の店として地元の人々に親しまれる存在を目指してきました」という三輪さん。日替わり定食や丼ものを800円代で提供しながら、一方では、和食の領域を超えた様々なジャンルの調理も研究。フランス料理の技法として知られる真空調理は25年以上前から取り組み、食材の特質に応じた加熱を習得。そのため和食店でありながら20年前からステーキにも定評がある。近年の健康志向にも応えたいと、全てのメニューにカロリーを表示。たんぱく質量、脂質量、塩分量も表示することで、メタボや生活習慣病を気にする人にも安心して食を楽しめる工夫を凝らしている。地元産の海産物は、浜名湖のカキ、ウナギ、福田漁港から揚がるシラス、天然トラフグなどが店の名物。自身が3歳の孫を持つ身として、子ども達への食育にも熱心に取り組む。静岡食材を使った人気メニューうな重3240円しらす丼918円かきフライ1015円(冬季限定)ふぐコース8100円(冬季限定・2名より)この店で使っている静岡食材静岡牛「葵」、ウナギ、カキ(浜名湖)、トラフグ、しらす(福田)、クロダイ(舞阪)、海老芋、白ねぎ、見付かぼちゃ(磐田)、三方原じゃがいも(浜松)

仕事人
三輪 佳史
御食事処 ぶんぶく
1960年掛川市生まれ。高校卒業後、熱海市内のホテルにて和食の基礎を学び、浜岡町の磯料理店では刺身料理を習得。23歳で帰郷し、家業の飲食店に入る。先代である父とともに店を営み、25歳で現在の場所に移転オープン。ふぐ処理師免許保持者として、地元・福田漁港から揚がる天然とらふぐの味を堪能できるコースを開発するほか、「ふじのくに食のネットワーク協議会」の立ち上げにも協力。磐田市教育委員会から依頼を受け、小学校1年生向けにおにぎりと味噌汁の実習・実演による食育も行っている。
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スプーンで食べるマフィン型「海老芋コロッケ」648円。パン粉は表面のみでヘルシーにして、芋のねっとり感を生かした洋食。

忙しい合間のランチも家族団らんのディナーも気軽に寄れるカジュアルな店内。宴会対応の座敷もある。